VLOGカメラで写真も撮れるのかな?
昨今注目されているVLOGカメラ。しかし、お値段もそこそこですし、どうせなら動画も写真も撮りたいというのが、私たち初心者の感覚ですよね。今回はSONYのZV-E10で写真を撮ってきましたので、その出来栄えをシェアしたいと思います。
※初心者の偏見が多々ありますのでご注意ください
ZV-E10はVLOGカメラ
SONYのZV-E10はレンズ交換式のVLOGカメラ。動画に特化したミラーレス一眼カメラです。VLOGに特化した「背景ボケ切り替え」や、すばやくピント移動ができる「商品レビュー用設定」など、VLOGに特化した機能が多く搭載されています。
とはいえ、静止画性能も悪いわけではありません。中級者・上級者で、写真をメインに楽しみたい方には、他のカメラがいいと思いますが、動画も写真もスマホよりいい感じに撮りたい!という私のような初心者にはおすすめです。
初心者の私のレンズ&設定
キットレンズは購入しなかった!(スマホカメラとの差別化)
ZV-E10は、本体のみと、本体+レンズのセットとの両方が売られています。前述の通り、私はカメラ初心者なのですが、本体のみ購入し、レンズは別で購入しました(どちらも中古)。理由は、スマホカメラとの差別化をしたかったからです。
https://owariyokereba-allok.com/camera/usedshop/私の使っているスマホ、GALAXY S21のカメラ性能は高く、これまで私はスマホカメラで物足りなさを感じた経験はほとんどありませんでした。背景ボケもそこそこしてくれるし、何より手軽。しかし今回動画撮影用にZV-E10を購入検討した際、どうせなら写真もスマホよりいい感じに撮りたいと考えました。
「スマホよりいい感じ」の写真はどのような写真なのか。「背景ボケ」ですよね!!!!(背景がボケてればいいというものではないですが、初心者の感覚としては絶対にこれだと思う)
標準のキットレンズはズームレンズで、言わば「何でもできるし何にもできない」。特筆すべき機能はないんです。それではスマホカメラと変わらないと思ったので、キットレンズは選びませんでした。
単焦点レンズ(SEL35F18)を購入
私が選んだのは、SONYの単焦点レンズSEL35F18です。APS-Cセンサー対応で、F値が1.8とのことで、「超ボケる」らしい。その代わり単焦点レンズなので、画角が固定されます。「ズームは普段スマホでもあまり使わないし問題ないや~」と軽い気持ちで購入しましたが、普段スマホになれているせいか、結構画角が狭く感じました。そのあたりは後程写真とともに比較したいと思います。
撮影モードはプログラムオート
私は初心者なので撮影モードはおまかせオートでも十分なのですが、色味を調整したかった為、プログラムオート(絞りとシャッタースピードのみカメラ任せで、その他は自由)にしています。少し青っぽい仕上がりが好きなので、ホワイトバランスを4000K前後に設定しています。それ以外のことはよくわかりません。
初心者の私のZV-E10作例(スマホとの比較有)
それではさっそく撮った写真を見ていきましょう!
遠景
ちょうど同じ場所の写真がありました。感覚としては、普通にキレイ。スマホとの差はそこまで感じませんでした。逆にスマホのほうが自動で色や光を調整してくれるので、遠景はスマホの方が向いているかもしれないですね。さらに画角が狭いので、思ったよりも距離を取らなければならない印象でした。
画角差の検証
遠景時に気になった画角の問題。わかりやすいように、同じ位置から撮った写真を比較してみました。どちらもズームなしです。
比較するとものすごい差ですよね。私のカメラとレンズの組み合わせだと、遠景を撮りたい場合は、スマホの方がより広く、ダイナミックに撮れると思いました(そもそも背景ボケを撮りたくて購入しているので問題はない)。
近景
これこれ~!!!!!!背景ボケが活きる構図になると、やはり差が出ますね。フォーカス部分がバチッと合っている感じというか、スマホだとボケの境界がうまく処理されていないこともあるので、拡大したときも自然なボケ感というのには感動しました。
ボケ境界の検証
左の画像だと、ボケ境界である花びらの端がジャギジャギしています。右の自撮ですと、インカメということもあり、ボケの処理がめちゃくちゃで、手前の息子の服がボケて、後部座席の日向部分にピントが合っている状態(苦笑)ここがスマホカメラの限界かもしれません。
マクロ
仕上がり見ると結構いい感じですが、ZV-E10はピントが合わない。どんぐりはもう少し寄りたかったのですが、これ以上は無理でした。プログラムオートで撮影していて、絞りとシャッタースピードはカメラにお任せしているので、自分で設定できるようになれば少しマシなのかな?普段スマホカメラで慣れていると、ピントが合うまでに時間がかかるな~という印象でした。
マクロピント合わせの検証
絞りをオートにしているマクロ撮影時のピント合わせも比較してみます。被写体は浮世絵ノート。
ZV-E10の場合は20センチぐらいまでの距離は問題なし、10センチぐらいになると、めちゃめちゃ頑張ってピントの調整をしてくれますが(ウィーンガシャガシャ音がすごい)、合いません。対してスマホは、10センチ距離もすぐ合います。5センチ距離になると合わない感じです。マクロはマクロレンズで撮れって話だと思います。
まとめ:近景は楽しい
いかがでしたでしょうか?今回は初心者の目線で、SONYもZV-E10写真についてまとめていきました。初心者でもそこそこの出来栄えになり、個人的に満足です。
あなたの毎日も、カメラでより楽しいものになりますように!