寝かしつけにおすすめの絵本ないかな?
入眠儀式としてもおすすめの寝かしつけ絵本。私は息子が赤ちゃんの頃から夜の絵本は習慣にしていて、沢山絵本を読んできました。今回は、寝かしつけにちょうどよかった絵本たちを紹介します!
寝かしつけにおすすめな絵本の特徴
まずは寝かしつけにおすすめな絵本の特徴をチェックしていきましょう。
長すぎず、短すぎない
夜寝る前に読むものなので、あまり長いと読むのが大変です。しかし逆に短すぎると、睡眠モードに切り替えるのが難しいので、長さとしては5~8分ぐらいで読み終える長さがおすすめです。
落ち着いて読める内容
楽しくて興奮してしまうような内容は、寝かしつけには不向きです。楽しい絵本はお昼用にして、夜はゆっくりと読める、ストーリー重視のお話がおすすめです。普段こどもが自分では選ばないような教訓的な内容を読み聞かせるのもいいでしょう。
感想が生まれる内容
普段ゆっくりこどもと遊ぶ時間のないパパママたちも、寝かしつけの時間10分くらいは、しっかりこどもと向き合うことのできる時間になると思います。なんとなく面白いストーリーというよりは、「なんで」「どうして」を一緒に考えられたり、心がどう動いたかを話せるような、しっかりとしたストーリータイプの絵本を選ぶと、豊かな心をはぐくむ一助になると思います。
コスパが良い
寝かしつけ用絵本に限らずですが、絵本は思ったより高いです。飽きてその都度新しい絵本を買っていては、お金もスペースも足りなくなってしまいます。何度も繰り返し読めるほどこどもが好きなモチーフ・キャラが出ている絵本や、複数お話が収録されている絵本がおすすめです。
寝かしつけにおすすめな絵本
これらの特徴を踏まえて、実際うちで大活躍した絵本たちをご紹介していきたいと思います。
教訓的で心を育てる!トーマスのベッドタイムストーリー
合計20話のお話が収録されている絵本です。うちでは息子が話せるようになってからは、自分で夜の絵本を選んで持ってきていましたが、7~8割はこの本でした。読みすぎてボロボロですね。毎晩好きなお話を目次から選んで、1話だけを読みます。
トーマスは男の子向けと言われていて、実際に私も息子ではありますが、内容は「失敗」からの「学び」の教訓的なストーリーで、とてもわかりやすい!性別問わず、楽しめる内容だと思います。
どうして失敗してしまったのか?何が問題だったのか?シンプルな言葉で表現し、社会との付き合い方を教えてくれます。4歳の息子から「ゴードンに意地悪されたのにエドワードは優しいね」や「役に立つ方法はいろいろあるんだね」という感想が出てきたときは、本当に驚きました。
収録数が多くて飽きないのもおすすめです!
- 寝かしつけ絵本はとりあえず1冊だけで済ませたい
- 沢山のお話が収録されている絵本がいい
- こどもの心を豊かにするような教育的な内容の絵本がいい
想いに合わせてストーリーが変わる!たんじょうのき
こどもの名前や誕生日が絵本に登場する、世界に一つのオリジナル絵本です。このオリジナル絵本のいいところは、ストーリーに親の想いを込めることができる点です。
この絵本は、クマのコパンが小さな木の芽を育てる仕事をしていて、その芽が立派な木に育った時に、遠くの町で赤ちゃんが産まれる、という世界観。木の芽は沢山の仲間の想いを注がれて成長していきます。
そうやって、沢山の想いを与えられて、自分が産まれたのだと、こども自身の自己肯定感も高まりますし、読み聞かせをする側も初心に返って、愛を噛みしめることができます。
私は、「やさしさ」「たのしさ」「たくましさ」をストーリーに込めました。本当に優しく、楽しくて、たくましい息子に育ったと思います!
- 何度も読みたくなるような絵本が欲しい
- 世界に一つだけのオリジナル絵本を作ってみたい
- 怒りすぎて後悔することがある、たまには大好きな思いを伝えたい
飽き性の味方!ハッピーセットの絵本
日本マクドナルド ハッピーセットのえほん
子育ての味方、マクドナルドのハッピーセットのおもちゃの中に、「えほん」の選択肢があります。この絵本が本当にちょうどいい!!
ストーリーも絵も様々で、定期的に新しい絵本に変わるので、興味関心の幅を広げるという点でもおすすめです。なんせタダ(?)でもらえるので、こどもが興味を持たなかったとしてもショックはありません。文字量も寝かしつけにはちょうど良いです。
個人的にはおばたゆうき先生の「すてきなぼうし」ときたがわめぐみ先生の「おわにさま」がとてもほっこりするストーリーでお気に入りです。お譲りで手に入れる機会がある方はぜひ!
- 絵本にあまりお金をかけられない
- 飽き性、こどもの好きなものがわからない(定まっていない)
- いろんなものに触れさせて興味関心の幅を広げたい
1日1話名作に触れる!頭のいい子を育てるおはなし366
最後にご紹介するのは、絵本ではなく、完全に「読み聞かせ」の作品です。なんと1冊に366話のおはなしが収録されています。
この本は、昔話から童話、伝記、落語、海外のお話まで、ありとあらゆる名作を網羅しており、多くの価値観に触れることができる点が魅力です。
366話収録で、日付ごとにお話が割り当てられているのも面白いです。例えば、
- 1/1:十二支のお話
- 4/1:嘘つき羊かいとオオカミ
- 7/7:織姫と彦星
- 10/21:ハロウィーンってなぁに?
- 12/24:クリスマス・キャロル
など、季節を感じられるお話を読むことができます。私は、名前は知っているけど内容は知らない名作が多かったので、私の方が楽しんでいたかもしれません(苦笑)
- 一緒に読むというより、読み聞かせをしてあげたい
- 国内外問わず、広い視野や価値観に触れてほしい
- 長く楽しめる1冊が欲しい
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は寝かしつけにおすすめな絵本の紹介をしていきました。かけがえのない夜の時間を、ゆっくり、穏やかに過ごしてくださいね。
あなたのあなたの家族の毎日がより豊かになりますように!