【初心者向け】絵の練習に必要な道具と便利なツール4選【安く、続ける】

絵の練習に必要な道具と便利なツール

絵の練習をしたいけど
何から揃えればいいのかな?

画材屋さんに行くと沢山のアイテムがあり、初心者は何から始めればいいかわからないですよね。

今回は「自分の好きなキャラクターを好きなように描きたい」という方に向けて、絵の練習道具を紹介していきます!

絵の練習はアナログが◎!道具一覧

前提として、デジタルで絵を描きたい人も、練習はアナログですることがおすすめです。

その理由は
・「手ブレ補正」や「取り消し」に頼らず、1発でキレイな線を引く意識を持つため
・努力量を可視化するため

です。

絵は結局線でできているので、線がキレイに引けるようになることが重要。デジタルでは手ブレ補正のおかげで、実際よりキレイに線が引けてしまいます。これは上達を妨げることになりかねません。

また、線が汚くなった時もワンクリックで線を消せてしまいます。汚い線でも描き直せば良い、という甘えが1発でキレイな線を引くこだわりをなくしていきます。消しゴムで手間をかけることで、キレイな線への意識が高まるでしょう。

さらに、デジタルはデータで絵が保存されるので頑張った量がわかりにくいです。アナログはいつでもその努力を紙の厚さで実感することができるし、上達度を比較することもできます。モチベーションを維持するためにも、練習はアナログがおすすめです!

アナログでの絵の練習に必要な道具は以下です。

シャーペン(0.5以下)

メインで使うものは鉛筆ではなく細めのシャーペンがおすすめ。

線が太くなればなるほど、絵が上手く見えることがあります。正しい線の位置をごまかすことができるからです。これは線を複数引くことにも言えますね。

目標は、上手く見える絵を描くことではなく、上手く絵を描くことなので、細めのシャーペンで己の下手さと向き合っていきましょう

シャーペンの芯(なんでもいい)

絵を描くならHBがいいだの2Bがいいだのいろいろありますが、練習なのでなんでも良いです。どれを使っても上達に差はありません。今持っているもので問題ないですよ!

消しゴム(なんでもいい)

100均で良いです。キレイな線にこだわり、間違ったら消すクセをつけましょう。面倒だけど、上達の近道となるはずです。

小さめのスケッチブック

私はDAISOで買った、11×16.7cmのものを使っています。小さめを選ぶ理由は練習を続けるハードルを下げるためです。「1日1ページ」を目標にするとわかりやすいのでおすすめですよ。

また、画材屋さんには沢山のスケッチブックがあり、100均のものとは比べ物にならないほど描きやすいと言われているものも多くあります。が、まだ早い!!買わなくて良い!!!

いいスケッチブックはそれなりの値段です。ガシガシ練習するには勿体なく思ったり、キレイに描きたくなって練習というより本番絵ばかりを描いてしまったりします(経験談)。

今回はあくまで練習なので、できるだけ安価に済ませましょう。

資料(本や電子書籍など)

特に幼少期からそこそこ絵を描いてきた方は「手クセ」というものがあります。

無意識に自分の絵のルールがある、というような意味です。それが実は絵の不自然さを助長していたり、下手に見えるポイントだったりします。

必ず実写の写真や上手い人の絵など、参考資料を見ながら練習していきましょう。

あったら便利なおすすめツール紹介

最低限必要な道具が揃いました。具体的な練習方法については、私が実際に40日間継続してどれぐらい上達したのかを比較した記事がありますので、是非チェックしてみてくださいね。

https://owariyokereba-allok.com/drowing/croquis/

ここからは、+αで買って良かったおすすめツールの紹介をしていきます。

アタリ用!水色のシャー芯(使用例画像アリ)

Uni消しゴムで消せるカラー芯ミントブルー

Uni 消しゴムで消せるカラー芯 ミントブルー
替芯 ユニ0.5-202NDC
水色のシャー芯です。

自然な人体を描く上で、アタリと言われる下書きを描いてからディテールを描き込んでいく方が多いと思いますが、アナログで描いていると線が増えてきて何が何の線だったかわかりにくくなっていきます。

その時におすすめなのがこの水色!!アタリを水色で描いて、黒で描き込んでいくと全然邪魔にならないんです。

実際に描いてみたやつ。

dcstの二人を描いてみました。アタリだけの時は水色でも普通に見えるのですが、黒で線画を描きだすと、水色の主張がどんどん薄くなる不思議。

ちなみに、私はシャーペンもシャー芯に合わせて水色のものに入れてます。見た目も可愛いので気分もあがります。

資料用!ブックスタンド、読書台(使用例画像アリ)

読書台

私はSHEINで購入しましたが、100均にも似ている商品があるみたい?本を開いたままにしておけるツールです。

私は漫画を参考資料にすることも多いのでこれはかなり役に立ちました。一般的なサイズの漫画を置いてみるとこんな感じ。

読書台使用例

私が購入したSHEINのブックスタンドは色で選んだだけですが、漫画本がちょうど入るサイズで、後ろで角度の調整も可能です。購入前にサイズは必ず確認してくださいね!

立体把握の資料用!紙粘土

立体資料用紙粘土


絵の練習をするにあたって、「絵に立体感がない」というのは、大きな課題になると思います。

見える部分のシルエットばかりに意識がいって、見えてない部分がどうなっているか、違う角度から見たらどう見えるのかがわからないんですよね。

そこで、紙粘土でいろいろなパーツを作ってみました(苦笑)頭部、上半身と下半身の台形、円柱など、、、。

デッサン人形などを買えばいい話ですが安いものでもないですし、個人的にはこの紙粘土で十分参考になりました。立体の把握につまずいている方は是非100均で紙粘土を買ってみてください。

資料用&勉強用!Kindle Unlimited

一番使っているのがこれ。月額980円で対象の電子書籍が読み放題になるサービスです。

1,000円か〜、、、となりますよね。

私は、基本は無料のYouTubeの動画で勉強し、なんとなくわかったけどもう少し詳しく知りたいな〜という時にKindle Unlimitedに関連書籍がないか探す、という使い方をしています。

YouTubeの動画とは違い出版されている1冊の本なので、やはり参考となる資料が多いですし、本当に勉強になる!!!

これを全部買っていたら、お金も保管場所もかなり必要ですが、月1,000円でタブレット1つ分の場所しか必要としていないと思うと、めちゃめちゃコスパは良いと思います。

プライムデーのタイミングで契約するとかなりお安く登録できたりするので、資料難民の方はおすすめです。参考になったおすすめ書籍もまとめているのでチェックしてみてくださいね!

https://owariyokereba-allok.com/drowing/books/

まとめ

いかがでしたでしょうか?絵の場合は形から入らず、安く、とにかく続けることが大事です。

私もまだまだ勉強中、一緒に頑張りましょう!!

https://owariyokereba-allok.com/drowing/croquis/